会津塗りとは

会津漆器の特性
- 塗り面が丈夫
- 水がしみにくい
- 熱いお湯にも強い
- 酸やアルカリにも強い
- 塗る時に便利
- 乾燥時間を温度差により変えることができる(20~30℃湿度80%が最も乾く)ため、いろいろな塗りや加飾の技法が可能になる
- 他のものとよく混ざる
- 接着力も強い
- 塗り面が美しい
- ぬくもりと落ちつきのある光沢があり、漆の持つ保湿性からしっとりした感じに仕上がる
会津漆器の原材料
【木材】 お椀、杯、茶托などを「丸物」といい、ブナ、トチ、カツラ、ケヤキ、クワなどが使われます。また、重箱、お盆、文庫などを「板物」といい、主にホウの木が使われます。これらの木材は、山から切りだされた後、製材され木地工場に運ばれてから、何ヶ月も自然乾燥されます。これは、削る時に割れたり、出来上がってから歪んだりしないように、十分水分を抜くためです。
【漆】 漆は、漆の木の幹に傷をつけて掻きとった樹液を精製したものです。漆は、1本の木から約200gしか取れない大変貴重な物です。昔、会津でも漆の木がたくさんありましたが、今では漆の木を育てる人も漆かきをする人も少なくなり、会津塗りに使う漆のほとんどが、中国から輸入されたものでまかなっています。会津若松市では、漆の木の植林を行い、質の良い国産漆を増やそうとしています。
会津漆器の技法
塗り
漆絵
沈金
蒔絵
■ 丸粉蒔絵(まるふんまきえ)明治時代に本格的に行われるようになった技術で、丸粉という金や銀の地金をヤスリでおろし丸みをつけた金銀粉を蒔き付け、乾燥後、炭で磨いて仕上げる技法です。丸粉の大きさは13種類。
会津漆器のこれから
新しい製品の開発
会津漆器は、今も昔も、お椀や重箱、お盆、お皿などの食器が中心です。しかし、人々の生活様式が多様化、洋風化されるにつれて、色や形、製品の種類も新しい物が開発されつつあります。
例えば、洋食器やアクセサリー類、他にも、すふすまの引手、コンセントプレート、スイッチパネルなどの建築材料等の新製品の開発が行われています。会津漆器は消費者が本当に使いたいと思う「モノづくり」に挑戦しています。
技術後継者の養成
伝統産業である会津漆器を今後も振興させ、伝統技術を未来に伝えていくためには、会津漆器を作る技術後継者を育てていくことが必要です。会津若松市には、会津漆器の職人を目指している方々が、伝統技術を身に付けるため、週3回勉強しています。研修中の中には、会津漆器の職人になるため、わざわざ他の都道府県から会津若松市に移り住んで養成所に通っている方もいます。















